技術部は、
工程検討や製造方法を決定するなど、
製品づくりにおける技術面を担当。
製造部同様、主にホース製品を扱う部署と
ウェザーストリップ製品を扱う
ふたつの部署にわかれます。
そして、工法開発部は、
新しい製品の開発や、新しい製造方法などを
検討し、より良いゴムづくりをめざす部署。
より良いものづくりは、それに伴う
技術あればこそ。これらの部署で
培われた技術が中勢ゴムの財産です。
ゴムづくりの技を磨く。POLISH THE SKILLS OF PRODUCTION
技術部 |
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工法開発部 |
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人を知る。PEOPLE
先輩社員紹介-
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仕事内容は?
私の仕事は、製品を製造するための各種機械設備や加工をスムーズに行うために用いる治工具について検討すること。新製品の立ち上げ時には、各製造工程に必要な機械設備を検証。「どのように設備を調整したらその製品をスムーズにつくることができるか」を実際に試作などを行いながら定めていきます。また、既存の製品についても「この設備の仕様をこのように変更したら、もっと品質が安定するのではないか」「この治具を改良すれば不具合が減るのでは?」など、製造設備のさまざな改善を日々試行錯誤しています。
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この仕事に求められる力は?
私は学生時代、国際学部で経済や流通について学んでいました。そのため入社当初は、ゴムどころか理系を専攻していたら知っているような基本的な用語もわからず、「先輩方が何を言っているのかまったく理解できない」というところからのスタートでした。そんな私も今では係長。もちろんはじめから知識を持っているに越したことはないですが、中勢ゴムには、質問するとていねいに教えてくれる優しい上司や先輩方がたくさんいるので、私のような文系出身者でも心配ありません。しかし、ゴムは知れば知るほど、わからないことだらけで、とても奥の深い材料。そのため、入社後に勉強を続けることがとても重要です。私を含め中勢ゴムのみんなは、各々に「ゴムを極めよう」とさまざまな挑戦や探求を続けています。日々の課題に対して、解決策を思いつくことができる豊かな発想力や、トライ&エラーを繰り返すことのできる実行力、そして探求を続けられる忍耐力などがある人材が、大いに活躍できる仕事だと思います。
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仕事内容・やりがいは?
施設・設備室は、社内のさまざまな機械設備のメンテナンスを行う部署。中勢ゴムにはさまざまな製造設備が導入されていますが、その中には定期的に部品交換などの整備が必要になるものも。これらの設備の整備をはじめ、不具合や故障が発生したときの対応をするのが私たちの役目です。各部署から不具合の報告が入ると、現場に向かってまずは原因を究明。不具合発生時の状況をヒアリングし、設備のどの部分に問題が出ているか予想を立てます。そして、実際に設備を分解するなどして、予想を立てた部分の状況を確認。その場で修理できるものは自分たちで修理するほか、社内で対応できない修理については、専門業者に修理を手配します。たとえ同じ加工を行う設備でも、機種や使用状況などによって、「この機械は、ここの部品が摩耗しやすい傾向がある」など、それぞれ特性が違います。さまざまな過去の経験から、自分の予想どおりに対応でき、迅速に修理できたときはやはり嬉しいですね。
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これからの目標は?
私は入社して間もないころ、協力会社の鉄工所に1年間出向し、機械加工を学ぶことに。鉄工所の先輩方は職人気質で「教えるより見て学べ」というタイプの方が多かったのですが、それでも鉄工所での経験のおかげで、さまざまな加工技術を習得することができ、一生ものの技術を身につけることができました。現在も、さまざまな設備の整備や修理を通して、着実に技術力が向上できていると実感しています。知識を学ぶことも大切ですが、これからもどんどん経験を積んで、スキルアップしていきたいと思います。
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仕事内容は?
私は入社以来、技術部にて、製品評価や現状の工法の問題点の洗い出し、不良対策や原価低減対策などに従事。現在は新設された工法開発部にて、さまざまな観点から、現状の製造方法をより良くできる新しい工法や、新しい製造設備の導入を検討しています。私たちが新工法開発で悩んでいたときのこと。副社長が「失敗を心配しているより、とりあえずやってみて、考えながら進めよう」と開発を後押ししてくれたことがありました。このように中勢ゴムは、新しいことにも積極的に挑戦できる環境があり、とてもやりがいがあります。ゴム製造業界はまだまだ人作業に頼ることが多いのが現状。導入までにはまだ時間がかかると思いますが、これから作業工程の自動化やロボット化などにも挑戦していきたいと思っています。
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就活生へのメッセージは?
私は学生時代、電気工学を専攻。そのため入社当初は、中勢ゴムでも電気設備関係の仕事を担当したいと思っており、正直ゴム自体にはそこまで興味をもっていませんでした。そんな私が、気づけばゴムと向き合ってはや10年以上。現在私は新工法開発という立場上、さまざまな技術セミナーなどに参加して情報を収集していますが、ゴムの新技術が発表されていると思わず注目してしまう自分がいます。かつての私がそうだったように、人生には、「学生時代の自分には想像のつかないような未来」が広がっていることがあります。「ゴムなんておもしろくなさそう」「私は絶対○○関係の仕事しかしたくない」などと決めつけず、まずは飛び込んでみると、新しい未来が開けるかもしれませんよ。
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